AGAを治すための唯一の方法!原因さえ分かればこっちのもの!

AGAってご存知ですか?

 

おそらく僕のブログにアクセスをされている方であれば基礎的な知識はすでに持っていらっしゃる方がほとんどだと思うためあえて詳しくは説明しませんが、要するに男性型脱毛症のことを言うわけです。

男性型脱毛症のことを学会では「Androgenetic Alopecia」と表記するので、この頭文字をとって「AGA」と呼称するようになったわけです。

症状としては「M字ハゲ」や「頭頂部ハゲ」といったものがあなたの頭皮・頭髪に襲い掛かり、あなたのメンタル面を髪の毛もろとも蝕んでくれます。

男としては(女であっても)できればかかりたくない病状ですね。

※ちなみに女性の場合は「FAGA」と言う女性バージョンのものがあります。

 

つまるところ、M字ハゲだったり頭頂部ハゲだったりする人のほぼ全員が、このAGAが原因でハゲてしまっているということになります。

そんなAGAですが、明確な原因があることはご存知でしょうか?

もしも原因さえ分かってしまえば、その原因となるものをつぶすだけで頭皮の状況が改善できそうな気がしませんでしょうか?

 

今回の記事では、そんなAGAの唯一の原因ともいわれているものについての解説と、原因物質をつぶして髪の毛をAGAから回復させる方法についてのお話をしていきたいと思います。


AGAの原因とは?

AGAには原因となる「物質」があります。

その物質とは、ずばり男性ホルモンです。

・・・しかしそれだけだと半分正解、半分間違いになるでしょう。

なぜならば髪の毛をハゲさせる物質が男性ホルモンであれば、それと同時に髪の毛をたくましくさせる物質もまた男性ホルモンであるからです。

 

簡単に言うと、男性ホルモンには良性悪性があると思ってください。

良性の男性ホルモンはあなたの髪の毛を強くたくましくしてくれるのに対して、悪性の男性ホルモンはあなたの髪の毛を細く弱弱しくしてくれるわけです。

一般的に良性男性ホルモンのことをテストステロン、悪性男性ホルモンのことをジヒドロテストステロン(DHT)と呼びます。

AGAの改善とは、すなわちこの悪性男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)をいかに生成させないかがカギになってくるわけです。

 

※ちなみにもう少し細かいお話をすると、ジヒドロテストステロン(DHT)が毛乳頭にあるアンドロゲン受容体と結合されることによってTGF-βという物質が生まれるのですが、こいつが髪の毛の寿命を縮めている張本人になります。

 


もともと体内にはジヒドロテストステロン(DHT)は存在しない?

この悪性男性ホルモンですが、実はもともとは人体から分泌されるようなものではないんです。

ではなぜ髪の毛にとって悪い効果を働かせてしまうほどに体内で猛威を振るってしまうのでしょうか。

実はジヒドロテストステロン(DHT)は元々はテストステロンだったのです。

いったいどういうことなんでしょうか。

テストステロンとジヒドロテストステロン(DHT)の関係を例えていうならば、優等生とグレてしまった不良とでも言っておけばよろしいかと思います。

「今では手の付かない有名な不良少年(ジヒドロテストステロン)も、元々はいいところのお坊ちゃんで優等生(テストステロン)だった・・・」的な感じになりますでしょうか。(笑)

もともとこれらの物質は、体内でテストステロン(良性な男性ホルモン)として分泌されることになります。

ホルモンは性善説です。

生まれながらにして「体の持ち主の髪の毛をフサフサにし、モテモテにして子孫繁栄に一役買うために頑張ろう。」と思って分泌されてます。

・・・しかし、頑張って体の持ち主のために働くいていたところ、一部のテストステロンはある物質と出会うことで悪への道へ堕ちることになります。

その「ある物質」とは5αリダクターゼです。

5αリダクターゼと出会ったテストステロンは、様々な不良の知恵を教えてもらって、良性から悪性に変貌を遂げます。

そうして「髪の毛の寿命を縮める」という悪行をしでかすようになり、「悪性ホルモン」としての仕事を全うしだすのです。

 

「悪性男性ホルモン」も、もともとは「良いやつ」だったんですね。

5αリダクターゼと出会いさえしなければ・・・。

5αリダクターゼは、今日もあなたの良性男性ホルモン・テストステロンを、悪への道へ誘おうとしている・・・。

 


以上から踏まえる、AGAの原因

このように一通り簡潔にAGAと男性ホルモンの関係を説明させていただきました。

ただ、読んでいただくとわかるように一口に「この物質が悪い!」と断言をすることは非常に難しいです。

ジヒドロテストステロンが悪いのかもしれませんが、こいつのしたっぱで現場(毛乳頭)で毛母細胞に攻撃をしかけているTGF-βが悪いのかも知れませんし、テストステロンを悪の世界へスカウトしてくれた5αリダクターゼが悪いのかもしれません。

ただ、現在のAGA治療でもっとも信頼を獲得している内服薬の一つであるプロペシア(フィナステリド)には5αリダクターゼを阻害する効果があることが確認されているため、業界では5αリダクターゼがもっとも悪であると言われているような印象があります。

 


AGAを治すための唯一の方法!

とりあえずは毛母細胞がTGF-βからの攻撃にさらされない状況にしておくことです。

これがAGAから毛を守る唯一の方法・・・です。

 

ですが現在(2019年7月)では直接TGF-βから髪の毛を守る方法で、効果的なものがそこまで確立されていません。

(プロシアニジンというポリフェノールを摂取するくらいでしょうか。)

このため、現在でもある程度治療方法が確立されているものということとなると、少し上にもあげたプロペシア(フィナステリド)などで5αリダクターゼの働きを阻害して、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑えるという間接的な方法がメインになってきます。

また食事や睡眠といった基本的な生活スタイルの見直しや、なるべくストレスのないような状態を保っていることが大事であるとも言われています。

暴飲暴食、飲酒多量などは胃腸を酷使したり自律神経の乱れに繋がります。

ストレスも同様に自律神経の乱れを誘発させたり、ストレス撃退ホルモンが分泌されて、それらが誤って頭皮の細胞を攻撃してしまうことにもつながってしまうおそれがあります。

 

 

とにかくAGAから髪の毛を守るためには、髪の毛が攻撃物質から守られるようにすればいいわけです。

直接的に攻撃物質から髪の毛を守る方法というものは現代の医学の観点ではなかなか難しいものがありますが、間接的にであればいろいろと対策方法が確立されていることがお分かりいただけたかと思います。

当ブログでは、そんないろいろとある薄毛対策へのアプローチ方法をハゲに悩んでいた僕が二度とハゲないようにと記事にして更新していっているので、ハゲ・薄毛に関するお得な情報を知りたいという方は今後ともお読みいただければと思います!

 

それではまた!

 

女性のハゲ・薄毛はホルモンバランスの改善から始めてみよう!

どうも、ハゲタクです。

 

先日は女性もハゲや薄毛で悩む人が増えてきているという記事を書かせていただきました。

髪の毛の悩みは何も男性だけに限らず、現在では女性でも悩む人が増えてきているという内容です。

 

そしてその記事の中でご紹介をした女性がハゲ・薄毛になる要因の一つのうちに「女性ホルモンの低下」「血流の低下」というものがありました。

女性の薄毛の原因のほとんどがこれらであるため、意味していることを要約するのであればホルモンバランスを整えて血行を良くすれば薄毛は改善される可能性があるという内容にもなってくるわけです。

 

ただそうは言っても、具体的にどういったことをすれば「ホルモンバランスが改善されるのか」「血流がよくなるのか」分からないという方がほとんどだと思います。

そこで今回の記事では、女性向けでホルモンバランスを整えて血流を良くして薄毛改善をするための具体的な方法についての説明をさせていただこうと思います。


2大女性ホルモン、「エストロゲン」と「プロゲステロン」

男性ホルモンにも「テストステロン」だの「ジヒドロテストステロン」だのいろいろと名称があるのと同じように女性ホルモンにも種類があり、大きく分けると「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」というものがあります。

各ホルモンの詳細については当記事では記載いたしませんが、とりあえずこれらのバランスが保たれていることは女性にとっては重要で、女性の髪の毛を健康的にしなやかに保つ上では絶対的な条件になってきます。

僕は男なので体調面に関しては身をもって実感することもなくよく分からないことが多いのですが、生理に関してはこの2種類のホルモンが上手いこと機能し合うことによって好ましい状態を保っているため、このバランスが崩れてしまうと髪の毛どころか、場合によっては体全体に悪影響が及んでしまうこともあるんですね。

 

ちなみに女性であろうが、実は体内では常に女性ホルモンよりも男性ホルモンの占める割合が大きいです。

そもそも女性ホルモンというものは、女性であっても分泌される量が非常に少なく、1人の女性が一生涯に分泌するこれらのホルモンの量はわずかティースプーン1杯分であると言われています。

この非常に少ない量の中で相互にバランスを取り合うことにより、女性の体調面が大きく影響を受けてしまうのですから、体の構造と言うものは非常に不思議です。

また「女性だからといって女性ホルモンばかりが分泌されるのか」と言われれば当然そんなことはなく、人間である以上は男性ホルモンも当然分泌されます。

そんな作りになっているため、結果としては女性であっても分泌されるホルモンとしては「女性ホルモン男性ホルモン」という図式ができあがるわけです。

 

このことは、言い方を変えてしまえば女性であっても男性ホルモンの分泌量の方が多いということを意味します。

事実、一般的な「女性の男性ホルモン(テストステロン)」の分泌量はエストロゲンの10倍以上もあることが確認されております。

つまり女性ともあれ、正常時でも常に男性ホルモンの方が多く分泌されているということになります。

(ちなみに男性の場合においても体内で微量ですが女性ホルモンは分泌されています。ただ女性の分泌する量の約半分と言われています。)

 

常に男性ホルモンの方が体内で優位な状態であるにも関わらず、女性が「男性化」しなのはやはり「エストロゲン」と「プロゲステロン」が程よくバランスを取り合ってくれていることが原因として大きいです。


2大女性ホルモンは分泌量が割と簡単に増減してしまう

女性が「男性化」しない原因としては、分泌される女性ホルモンの量や有無ではなく、2つの女性ホルモンが程よくバランスをとりあってくれているからであるということは分かりました。

しかし、これら「エストロゲン」「プロゲステロン」という女性にとって非常に大切なホルモンですが、わりと簡単に分泌量が増減してしまうと言われております。

片方の分泌量が増減するということは、そのバランスはいとも簡単に崩壊してしまうことを意味します。

 

基本的にこれらのホルモンは脳の視床下部という箇所からの指令が分泌の元となります。

視床下部からの指令により卵巣から2種類のホルモンが分泌されるため、脳~卵巣の命令の過程のどこかで異変が生きてしまうと、簡単にホルモンバランスが崩壊してしまう恐れがあることになります。

このあたりは生物学的にいうところ自律神経と密接にかかわっている部分になってくるため、分泌に支障を来さないようにするためには基本的に自律神経の働きを阻害してしまうようなもの自律神経に悪影響を与えてしまうものに関しては、全てNGであると考えていただくのがよろしいでしょう。

基本となるバランスの良い食事に加え、睡眠ストレス発散などは最低限チェックしておきたいところです。

(※睡眠、ストレス発散については、過去に書いた「男性用」の記事がありますが、要点は同じ人間である以上共通しているので、参考になると思います。)

 

とくにストレスですが、ストレスが溜まるとコルチゾールをはじめとするストレス撃退ホルモンが分泌される(場合によっては毛母細胞が撃退される可能性あり)のは男性と同じです。

しかし女性の場合は、女性ホルモンの一角を担うプロゲステロンコルチゾールに変換されてしまって、ストレス撃退に駆り出されてしまうという現象がおこってしまいます。

そうなるとエストロゲンとのバランスも完全に崩壊してしまうため、ホルモン的に「男性化」してしまう可能性もグンと上がってしまいます。

この「男性化」した状態のときに5αリダクターゼが毛乳頭に発生してしまったら・・・。

完全に「男性を悩ませるハゲ方」の女性バージョンである「FAGA」の発症というわけです。

 

つまり(男性もそうですが、特に)女性のハゲ・薄毛の場合はストレスは天敵であるということになってくると思います。

ストレスで頭皮や肌の細胞が破壊されてしまい、プロゲステロンがコルチゾール化してホルモンバランスが崩壊してしまい、あげくの果てには5αリダクターゼのデメリット面を受けてしまって、薄毛まっしぐらになるというわけです。

 


エストロゲンやプロゲステロンの分泌を安定化させる方法

ストレスを原因とするものが最もメジャーで且つ恐ろしいと思うので、ストレスを溜めないことが対策としては重要になってきます。

また食事のバランスのいいものをとるようにしたいですね。

エストロゲンを少し高めたいという方はイソフラボンがエストロゲンに似た効能があるため、大豆製品を積極的に食べるようにしてみるのもいいと思います。

(※上記リンクは男性向けに書いたものです。あくまでご参考までに・・・。)

 

それと基本ですが、睡眠も十分にとること。

ただ寝すぎも逆効果になってしまうので、何事も「バランス」が大事ですね。

 

また女性はをするとホルモンバランスが整うと言われております。

恋をしたときには様々な脳内物質が分泌されることが精神医学では明らかになっていますが、その中にはエストロゲンをはじめとした女性の体調を整えるために効果的であるホルモンが多数含まれています。

恋をすることが難しい人は、いわゆる「胸キュン」程度でも効果が認められているため、「胸キュン」くらいはしておくようにしましょう。

例えば犬のお世話をしたり、子供と触れ合ったり、恋愛ドラマや映画を観ることは、「恋をする機会のない女性」のホルモンバランスを整える意味では非常に有効的です。