今回も引き続き女性の薄毛事情について語っていきたいと思います。
一般的に美しくてきれいな髪の毛は、女性の魅力を引き立ててくれる大きな要素になるとされております。
世界的にも価値観が多様化している2019年現在ですが、やはり女性には髪の毛が綺麗であってほしいものだと思っている男性はまだまだ多いのが実際のところではないでしょうか。
女性の皆さんには立場を逆にして考えてみれば多分わかるかと思いますが、髪の毛が貧しい男性よりもしっかりと生えている男性の方が、女性からの見られ方も好意的になってくるはずだと思います。
もちろん中には「髪の毛が乏しい人の方が好き・・・」という人もいるかとは思いますが、その人数は圧倒的に少数にとどまるでしょう。
なのでもしも端的に表現してしまうのであれば、一般的に薄毛の女性は男性からは否定的な印象に見られてしまう傾向があります。
以下、細かく確認していきたいと思います。
女性が放つ「美人オーラ」の半分は髪の毛で決まる
美人オーラは「顔:髪=50:50」で決まる。
女性誌や美容師においてほぼすべての工程を自身のキャリアとして経験してきたさとゆみ氏は、以前そのように「美人オーラの条件」的なものを発言しておりました。
なんでも服やコスメにばかりに労力をかけている女性が多いとのことで、髪の毛は後回しにされがちであることを「もったいない」とおっしゃっておりました。
彼女の理屈に従えば、メイクが適当だったとしても髪の毛が決まっていれば「美人感」を演出することができるとのことです。
また視点がちょっと変わりますが、メンタリストDaiGoが「メイクは女性の魅力度を2%しか上げない」という科学論文を紹介する動画を挙げており、心理学的において女性がメイクによって魅力的に見えるかどうかなど微々たる程であるということが判明しているようです。
つまりいくら目や口元を化粧で飾っただけでは、すっぴんでも美しい髪の毛をまとっている人の魅力には勝てないということになります。
一応はメイクの上手下手は、「女同士の戦い」の勝敗を分けるためには有効であるそうですが・・・。
なので下手に化粧品にお金をかけているようであれば、ヘアケアにお金をかけた方がよっぽど効率的に美しくなることができるということになります。
「かわいいオーラ」も髪の毛でほとんど決まる
美人オーラが髪の毛で決まるということは説明しましたが、同じようにしてかわいいオーラもほとんど髪の毛で決まると言っても過言ではありません。
「かわいい」とは一般的には愛らしいものに対して感じてしまう人間の感情です。
犬や猫なんかのペットや動物が分かりやすいですが、人間でいうならば赤ちゃんや子供といった年齢的に幼い存在に対して抱くケースが本来のものになりますね。
つまり自分を若く幼く見せることができれば、基本的には他人に対して「かわいい」という感情を抱かせることができます。
そしてこの「若く」「幼く」の部分が、実は髪の毛によって印象が大きく左右されてしまうものにもなります。
前髪を作る10代の若い女の子などがいますがあのような髪型を作ることはその典型で、前髪を作ることで若さを強調し、幼さを演出させている部分があります。
おそらく本人たちにはその自覚は無く、無意識に「かわいくする」ために作っているんだとは思いますが・・・。
まさに本能に刻まれた「かわいくする」ための行動です。
人は、一般的には男も女も歳を重ねると(特に男性は)前髪が薄くなってしまう傾向があります。
そのため「前髪を作った髪型」というものは、無意識に人間の本能レベルで若さを感じてしまう髪型ということになり、多くの人に「かわいい」という感情を抱かせることができるのです。
また髪の毛が薄くなってしまうと、人々はその髪型に「老い」を感じてしまい、上に挙げた「若く」「幼く」とは真逆の印象を感じてしまって「かわいい」という感情からは気が遠のいてしまいます。
こういった事情が重なり、「かわいいオーラ」を演出するためには、髪の毛という要素が非常に重要な部分を占めてくるのです。
つまり薄毛の女性とは「こう」見られる・・・。
以上の事柄を纏めてしまうと、薄毛の女性というのは残念ながら「美人にも見られず、またかわいくも見られず」という具合に行きついてしまうことになります。
様々な生き方や価値観が確立されている現代ではありますが、やはり遺伝子的にも生物学的にも女性にはコミュニティの花となるようなことが期待されてしまうのは未だに変わりはないわけで、そういったふるまいが髪の毛が薄くなってしまうとできなくなってしまう訳です。
この点を解消するために(?)いわゆる「オバサンキャラ」としてやっていくのであれば多少は気にならなくなるとは思いますが、もしも「オバサンキャラ」としてやっていくのであっても髪の毛は少ないよりは多い方がいろいろと得をすることも多いためあまりオススメはしません。
また上に挙げたような「美人か、それともかわいさか」という価値観とは別に、単純に髪の毛が薄いと作れる髪型が限られてしまうデメリットもあります。
この点はメイクの延長的な部分にもなってきて、作れる髪型に制限があってしまっては例えばその日その時の気合の入り方に悪影響が出てしまったりするケースも考えられてしまいます。
「今日はこの髪型にしたいのに、(髪の毛が足りなくて)できない!」なんてことになってしまっては、せっかくみなぎっていた気合も瞬時に消滅してしまいますよね。
ある時では「他人からどう見られるか」以上にこういった「自分を奮い立たせられるか」の方が人生において重要な事柄になってきますので、やはり女性にとっての髪の毛というものは非常に重要なものになってくるわけです。
女性の薄毛も治せる時代に
男性の薄毛も治療法が確立されているように、いまや女性の薄毛にも治療方法が確立されております。
女性の場合は女性ホルモンのバランスの乱れが原因となっているケースが多いです。
簡単にいうと、女性ホルモンの分泌がおかしくなって、体内のホルモン構成が男性と同じような状態になってしまって、それで発症してしまうという具合です。
男性の薄毛やハゲの症状と比べるとそこまでメジャーではありませんが、女性でも理屈上は薄くなってしまうことは十分に考えられるので、心配な方は対策を講じたり、クリニックや病院に行ったりして治療を施すようにしてください。