シャンプーで髪の毛を洗っていると、すすいだときにどんどんと髪の毛が抜けていくような経験は誰しもが持っていると思います。
その時の抜け毛も少しくらいの本数であれば「まぁこんなもんかなぁ」なんて思えて、時にはまったく気にもならずにバスタイムを終えてしまうなんてこともあるかと思います。
しかし抜け毛が意外にも多かった時って、なんだか不安になってきますよね。
すすげばすすぐほど髪の毛が手にくっついてくるので、このままハゲてしまうのではないかという気持ちに襲われてしまいます。
果たして、シャンプーの時には何本くらいの抜け毛であれば問題はないと言い切ることができるのでしょうか。
健康な人でも1日に100本は抜ける髪の毛
シャンプーでの抜け毛を語る前に、まずは通常時において一日にどれほど抜け毛が生じるのかを知っておく必要があるでしょう。
一般的にはどんなに健康的な人であっても、一日に100本ほどの抜け毛が発生すると言われております。
「100本」と聞くと、正直聞いた感覚としては「多っ!!」と感じてしまうかもしれませんね。
しかし健康な人間の頭皮には髪の毛がおよそ10万本生えていると言われているため、10万分の100本ということになると1000本に1本が毎日抜けていく計算になります。
「1000本に1本が抜けていく」と言われても、正直僕としてはパッとしません。(笑)
しかし、健康なフサフサな人が一日に100本ほど髪の毛が抜けていったとしても問題ないのであれば、数字的な部分では安全なものであると認識していいかと思います。
そしてこのことは、逆に言うと健康な頭皮であれば1日に100本の健康な髪の毛が新たに生えてくることを意味しています。
つまりハゲや薄毛を本当の意味で改善させていくのであれば、多少の抜け毛(ここでは100本以下)位で心がへし折れている場合ではいられないのです。
もちろん一日に100本以上抜けているような自覚があれば、早急に対策を講じる必要があるでしょうが・・・。
「分からないけど、もしかしたら100本以上抜けてるかも・・・?」と抜け毛の本数がセーフなのかアウトなのかいまいち感覚がつかめず、なんとなく自分の髪の毛の生命力にいまいち自信が持てずにいる、ということであればその段階で抜け毛の本数を数えてみるようにしましょう。
シャンプー時の抜け毛の数え方
とはいえ、一日の抜け毛の数を全て数えきることは不可能です。
ですのでここで記事の冒頭の内容が出てくるのですが、風呂場でシャンプーをしてすすいだ時の抜け毛の数というものを確認してみるようにしましょう。
シャンプーをする体制というものは人によってさまざまだとは思いますが、抜け毛を数えるときには椅子に座った体制のほうが数えやすいと思うのでオススメです。
普通にまずは泡立てて、普通の感覚で頭皮をマッサージするわけなのですが、この際に手に付着している泡の中に抜け毛が混入してくると思います。
その抜け毛を一本ずつ泡の塊から抜き取って、膝に移し替えます。
これで「抜け毛:1本」としてのカウントになります。
当然泡の塊の中に、他にも髪の毛が混入していれば、それを同様に抜き取って膝に塗り付けて「抜け毛:2本」「抜け毛:3本」・・・という風に数えていきます。
この行為をシャンプー(頭皮マッサージ)が一通り終わるまで続けます。
頭部の泡をシャワーですすぐ直前ですね。
そのころまでには膝の上面には髪の毛が何本も付着しているような状態になっているはずです。
膝の上には髪の毛が一本一本展開されて並べられているため、容易に数えることができると思います。
数え上げた髪の毛の本数が20~30本くらいであれば、まったく問題ない抜け毛の本数であると考えていいかと思います。
一説によるとシャンプー時と言うものは一日の中で最も本数的に多く抜け毛が生じるんだとか。
僕はシャンプー時の抜け毛に対して、「一日を通して100本以上髪の毛が抜けると危ない」のであれば「単純に2倍にして100に届かないような本数がシャンプー時に抜ける」のであれば全く問題がないと考えています。
なのでこの理屈で行くのであれば酷くても抜け毛が50本ほどで収まれば問題ないことになりますね。
ただ、念には念を。
僕は性格上「居られるのであれば『安全圏』に居たい」と思ってしまうため、「3倍にしても100以下になる数値」を検討して、結果として20~30本の抜け毛であれば問題ないという結論に至りました。
なので人によっては50本くらいシャンプー時に抜けてしまうとかでも問題はないのですが、それ以上に抜け毛の本数が確認できてしまうことが続く様であるならちょっと対策を強化させなければならないのかなぁと思います。
僕に至っては、ここ毎日シャンプー時の抜け毛が20~35本の間を推移している状態が続いており、比較的頭皮状態も安定しているのかなぁなんて思ったりもしています。
当ブログを更新することで自制と知識の強化が図られて、それがこうして結果として頭皮に表れているのだと自負しておりますが、とりあえずこの方法を用いれば比較的簡単にシャンプー時の抜け毛の本数を数えることができるので、非常にオススメです。
毎日のデータ採取にお役立てください。