どうもハゲタクです。
みなさん、「ハーブティ」は飲んでいますでしょうか?
日本に住んでいるのであれば、「ハーブティ」ではなくて主に「緑茶」を飲んでいる人が圧倒的に大多数を占めていると思います。
もちろん緑茶にも様々な効果があって、それはそれでハゲ・薄毛への対策として有効な成分が含まれてもいます。
何よりも日本に住んでいる以上は「緑茶」は非常に手に入りやすいので気軽に生活に取り入れることができ、それが「緑茶」の大きな魅力であるわけなのですが、気軽さを無視し、効果のみに焦点を当てた場合は「緑茶」よりも「ハーブティ」の方に軍配が上がってしまうでしょう。
できることならば普段飲んでいる「緑茶」を「ローズヒップ」や「ルイボス」などに代えていただくだけで、無理なく効果的に育毛活動ができるようになると思います!
今回はそんなハーブティに関しての記事を書かせていただきたいと思います。
題して「ハーブティはハゲ・薄毛予防にとても効果的!」です。
ハーブティとは?
そもそもハーブティとはどんな飲み物なのでしょうか。
辞書で調べてみると以下のような概念で示されています。
ハーブを湯で煮出し、茶のようにした飲料。
出典:Weblio
簡単に言うと、緑茶でいう茶葉の代わりにハーブを用いたもの、一般的にそのように呼ぶようです。
ここでさらに「ハーブとはなんなのか?」と考えてしまうとまたややこしくなるのですが、簡単に言うと茶葉以外の香草や植物の葉や根などのことを総称して呼ぶのだそうです。
つまり僕も当初関心したのですが、茶葉はハーブの一種ではありません。
「ハーブという大枠があって、その中の一種として『茶葉』というものが存在している」という認識は完全に誤りになるのです。
またブレンドしたものに「茶葉」が少しでも入っていると、それはその時点で「ハーブティ」ではなく「(茶葉系の)お茶」というカテゴリーに分けられてしまうのです。
チャイやアールグレイといったものは、香草やスパイスなどを茶葉(紅茶)とブレンドしたものになるため、この法則に則ることで厳密には「ハーブティ」ではないのですね。
ちなみに「茶葉」と書くと種類が限定的であるようにも感じられてしまいますが、実は茶葉にはかなり種類があり、日本人がよく飲む「緑茶」をはじめとした以下のようなさらに細かい種類で構成されているのです。
・紅茶
・ウーロン茶
・プーアル茶
…etc
どうでしょう。おそらく日常的に飲んでいるお茶というものは、ほとんど「茶葉」に由来しているものであるのではないでしょうか?
確かに茶葉系のお茶にも髪にいいと言われている成分がしっかりと含まれているため決して無駄には終わることはないのですが、普段飲んでいる「茶葉系のお茶」を「ハーブ系のお茶」に置き換えることで髪にとってさらに好ましい効果が得られるのであれば、その方が良いとは思いませんでしょうか。
ちなみに先ほども説明したように「チャイ」や「アールグレイ」なども茶葉系のお茶に該当します。
(そもそもインドでは「茶葉系のお茶」という意味でチャイという言葉を使うようですね)
このように、私たちの生活では特別な事情がない限りは意識していないと「ハーブティ」を飲むことができません。
ハーブティの種類とその効果
ハーブティに関してはそのベースとなるハーブの種類もたくさんあって、その種類の数だけ期待できる効果があるため一纏めにその効果を表すことはできないのですが、どうしても敢えて纏めるのであれば「自律神経の乱れを正してくれる」という意義に集約されると思います。
乱れた自律神経を元に戻してくれるため、ホルモンの分泌なども正しくなり、テストステロンや5αリダクターゼの分泌も正常になることが期待されます。
以下からは主なハーブと、その効果を具体的に記していきます。
ハーブそれぞれの特性を知っていただいて、自分の体にあったものをチョイスして生活の中に取り入れてみるようにしてください。
1:ルイボス
ルイボスは「不老不死」「美容」「疲労回復」のハーブとして人々に愛されていうるハーブです。
現地の住人からは古くからその効能が認識されており、「薬草」として積極的に利用されていたハーブになります。
僕も個人的には数あるハーブの中でこのルイボスをもっとも愛しており、平日は必ず夜に一杯飲むように習慣づけています。
ルイボスを飲んだ日と飲まなかった日とでは、翌日の仕事のパフォーマンスが明らかに違うので、「疲労回復」の効果は間違っていないのだなぁと日々感じています。
※「疲労回復に効く」ということは、それだけ細胞の修復がなされることを意味しているため、結果的に頭皮にある毛母細胞の寿命を延ばすことに貢献することが予測できます。
ルイボスは世界でも限られた地域でしか育成できません。
世界広しと言え、生育できるのは南アフリカにあるセダルバーグ山脈の高原地帯のみです。
南アフリカでも大きな都市であるケープタウンから北にいったところにあるこの一帯は、乾燥した環境であるにも関わらず30度以上の温度差がある高原地帯となっており、ルイボスはこういった環境ではないと育つことができず、いろいろ他の場所での生育が試みられはしたのですが全て失敗に終わっています。
マカや高麗人参などもそうですが、こういった驚異的な力を持った植物は、いずれも共通して過酷な環境を好むものばかりな気がしますね。
過酷な世界を好みそこで育成する植物を積極的に摂取し、そのパワーをありがたく享受するようにしましょう。
各種ビタミンや亜鉛を含むミネラルを豊富に含んでおります。
こちらのサイト様はルイボスティを常飲しているようで、ハゲタクもかなり参考にさせていただきました。
よろしければ一読してみてください。
2:ローズヒップ
ローズヒップとは、その名の通り「ローズのヒップ」つまり薔薇の果実のことを指し、ローズヒップティとはすなわち「薔薇の果実を煎じた茶」という意味合いになります。
ローズヒップには各種ビタミンはもちろんですが、特にビタミンCが多量に含まれていることが特徴的です。
その値は野生のローズヒップ100gあたりなんと420mg以上です。
これはビタミンCの代名詞的な存在である果物のレモンの値を超えています。(レモン100gあたりのビタミンCの量はおよそ100g)
つまり同じ量のビタミンCを摂るとするならば、単純計算にはなりますがローズヒップの4倍のレモンを摂る必要が出てくるということです!
薔薇(とくにイヌバラ)があればその実がなったものを摘むだけなので、今回ご紹介するような他の2種のお茶と比較すると、生育にはそこまで労力は必要としませんし、また原住民による「薬草として使われてきた」という歴史もありません。
栄養成分としては、βカロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコピンといったものが入っております。
ビタミンとしてはビタミンC、E、Pなども(そこにβカロテン→ビタミンA)。
亜鉛なども入っていますが、そこまでは期待できないようですね。
「ビタミンの爆弾」という異名があるくらいなので、ミネラル補給と言うよりはビタミンを目的として愛飲していくことが選択としては正しいのかなぁと思います。
先ほどあげたように、ルテインやゼアキサンチン、リコピンといった抗酸化物質が豊富に含まれているので、ストレスで負傷した細胞の修復や、自律神経の修繕に非常に効果が出ることが期待できます。
特にルテインとゼアキサンチンは、身近でかつ豊富に含まれている食材としてはほうれん草くらいしか選択肢に上がることがないもので、眼球関係の細胞の修復には絶対に必要な栄養素になります。
ケールやマリーゴールドなどを食用するのであれば話は別ですが、そういった食生活を送ることよりもローズヒップを愛飲していくほうがはるかに簡単だと思うので、この機会に飲むことを習慣化してみてはいかがでしょうか。
味の感想としては、リコピンが入っているためか、トマトのような甘酸っぱい味がするので、生トマトが苦手な人は慣れるまで苦労するかもしれません。
また豊富なビタミンCに、さらにその吸収効率を上げる効果のあるビタミンPが含まれているので、たくさん飲んでしまうとビタミンCの過剰摂取状態に陥ってしまう可能性もあります。
吸収しきれないビタミンCは体内でシュウ酸に変化してしまう恐れがあり、「世界三大激痛」の1つを担う尿路結石を発症させてしまう危険性があるので、一日に何杯も何杯も飲みまくらないようにしましょう。
3:マテ
マテ茶といえば、南米原産の不老長寿のお茶で、「飲むサラダ」として現地の人から愛されているお茶になります。
原産には諸説ありますが、パラグアイ近辺の原住民が薬草として使っていたという説が有力なようですね。
ルイボスもマテ同様に現地民から薬草として使われてきた歴史があるため、原住民に愛されてきたハーブというものの力は偉大であることが伺い知れます。
ちなみにルイボスもマテも、ビタミンはもとよりミネラルとして亜鉛の含有が高いことも特徴です。
薬草として人々が飲むようになるための条件には、タンパク質を正しく代謝させるために必要な亜鉛の存在がもしかしたら必要不可欠なのかもしれませんね。
マテ茶を飲む際には、主に種類が2つあることを念頭に置いて、品物を選ぶ必要があります。
グリーン・マテとロースト・マテです。
マテの葉を収穫した後に発酵が進まないように熱乾燥さただけのものをグリーン・マテ、収穫後に焙煎させたものをロースト・マテと呼びます。
風味は、日本の緑茶に近いのがグリーン、紅茶に近い方がローストでしょうか。
栄養価に関しては、茶葉系のお茶と同じように一般的にグリーンの方が栄養価が高いです。
なのでもしも日本茶からハーブティに置き換えたいという場合であれば、個人的にはグリーンマテに代えてみることから始めてみてはいかがかと思います。
ちなみに南米の人たちはほぼ野菜を食べる習慣がないそうです。
「麦と肉と芋ばかり食べていて、成人病にかかったりしないのか・・・。」
世界中の学者が感じたその疑問に対する答えとして「マテ茶」の存在が確立されたのも、日々の研究によるものがありました。
現地の人たちがほぼ野菜なしで健康に問題なく生活できているには、マテの存在が土台にあったのですね。
こういった事情から、「飲むサラダ」として世界中で愛されることとなったのです。
茶葉系のお茶の効果との比較
これらハーブたちの素晴らしすぎる効果を前にすると茶葉系のお茶の存在がかすんでしまうように感じられてしまいますが、あくまでハーブたちがすごすぎるだけで茶葉が劣っているということは決してありません。
「普段(茶葉の)お茶は飲まないが、だからと言ってもハーブティを飲むことが難しい人」などは茶葉のお茶を飲む習慣を身に付けるようにするだけでも違うと思います。
茶葉系のお茶に関する情報に関しては後日別の記事にして書かせていただくようにしたいと思います。
コメントを残す