腸内環境は髪にも影響を及ぼす?

どうも、ハゲタクです。

 

おそらくハゲ・薄毛を心配するみなさんであれば、多少なりとも普段の食事には気を使っているだろうと思います。

ただ食事として普段から何を摂取するかも大切ですが、それと同じくらいに腸内環境について考えを及ばせてみることも大切かもしれません。

なぜならば腸内環境が整っていないと、しっかりと髪の毛の原料となる栄養素を体が吸収することができなくなってしまうからです。

 

本日は「腸内環境は髪にも影響を及ぼす?」というテーマで記事を書かせていただこうと思います!


腸内環境の良し悪しが、人間の体調の良し悪しを決める!

腸内環境という言葉を聞いて、便秘に悩む女性にしか縁のないような言葉だと感じませんでしたでしょうか?

よく便秘に悩む女性向けに製薬会社だったり、野菜ジュースを製造する飲料メーカーなどが「食物繊維が豊富!」などをと広告を打っていたりすることが多いので、スーパーやコンビニなどでも目にする機会も多いと思いますが、実は腸内環境の良し悪しというものはハゲ・薄毛に悩む男性諸君こそにぜひ気にしていただきたい要素であると私は感じております。

なぜならば、腸内環境がいい状態を保てていないと、髪の毛が回復することが難しいことが理由であるからです。

 

髪の毛のためにハゲ・薄毛の人が意識してとるべき栄養素は、これまでにも多くご紹介してきました。

タンパク質、亜鉛、アルギニン、イソフラボン、プロシアニジン・・・。

この他にも三大栄養素と数々のビタミン・ミネラルなどを、バランスよく摂取るすることが最も理想的ではあるのですが、これらの栄養素は口から摂取して胃で消化されたあとは、結局は腸内で吸収されることになります。

この時に腸内環境が悪ければ悪いほどろくに栄養が吸収されずにそのまま排泄されてしまうことになってしまうため、せっかく意識的に摂っていた食事というものが無駄に帰してしまう可能性が高まってしまいます。

食事というものは食べてから栄養を腸内で吸収するまでが一つのプロセスです。

せっかく意識を高く持って取り組んだ食事を無駄にさせないためにも、腸内環境を良い状態に保っておくことはハゲ・薄毛からの回復のための最良の環境づくりであると言えるでしょう。


栄養吸収以外ではない、「腸」の役割

実は腸は栄養吸収の役割以外にも様々な働きを体のために行ってくれていることをご存知でしょうか?

これらのことを知ると、いかに腸が体の中で快適に働けるように日々環境を整えておくことが重要であるかを痛感できると思います。

最も大きなものを3つご紹介するので、確認してみてください。

 

1:ホルモンの分泌

実は腸はホルモンの分泌に大きく関わっております。

脳内で働く「幸せホルモン」と呼ばれているホルモンに、ドーパミンセロトニンというものがあります。

ドーパミンは意欲向上快の感情達成感を感じるホルモンであり、またセロトニンは落ち着き精神の安定を感じさせてくれるホルモンです。

これらが働く場所は間違いなく「脳内」ではあるのですが、製造されている場所となると、なんと約9割が「腸内」でできていると言われております。

つまり腸内環境が悪化してしまうと、これらの神経系のホルモンの生成がうまくできなくなってしまい、精神的にも不安定な状態になって自律神経が乱れてしまう可能性が高まります。

結果として他のホルモン分泌にも悪影響を与えてしまうため、髪の毛の観点から見た場合でも間接的にですが被害をこうむることになるのです。

 

2:免疫力が低下する

腸内環境が悪化すると免疫力が低下します。

いわゆる白血球などの免疫細胞と呼ばれている細胞たちは、そのほとんどが腸内に集中しております。

割合にして体中の約60~70%の免疫細胞が腸内に存在しているとの報告があるほどですから、その偏在ぶりがすごい様子が伺い知れますね。

腸内環境が悪化するということは、すなわちこの免疫細胞たちの士気も低下してしまうことを意味します。

免疫細胞たちの士気が低い状態の体内に病原菌やウイルスが入ってきてしまうと、通常時よりも撃退できる力が衰えてしまっているため侵入を許してしまう可能性が高まってしまいます。

病気になってしまうと良くないということは皆さんお分かりだとは思いますが、ハゲ・薄毛を気にしているのであればできる限りは体には毛母細胞の修復に力を注いでほしいところだと思いますので、本来であれば撃退できたような病原菌やウイルスなんかに余計な兵力を割くなんてばかばかしいことだと思います。

 

3:悪玉菌が増える

この3番目が生命にとっては最も重大かもしれません。

腸内環境が悪化すると当然のごとく悪玉菌が増殖します。

この悪玉菌は腸内で毒素を排出し続けるため、この状態が続けば続くほど腸はもとより体にとってもマイナスな状態になってしまいます。

例えば不要なガスが溜まったり、食欲不振になり栄養バランスがさらに悪化したり、便がカチカチになって正常に排泄できなくなってしまったり、そして最悪の場合は大腸がんになってしまって命の危機に晒されてしまう可能性がでてきます。


腸内環境を改善させる方法

基本的には発酵食品食物繊維を食べることが腸には良いとされています。

海藻には食物繊維が豊富に含まれているため、例えばワカメを具に入れた味噌汁を摂取することにより、同時に発酵食品(味噌)も摂ることができるため効率的に腸内環境の良い食事をすることができます。

また納豆もすばらしく良く、食物繊維が含まれている発酵食品であることに加えて、良質なタンパク質を含んでおり、亜鉛などのハゲに嬉しいミネラルも同時に摂取することができます。

ここでもやはり納豆の有能さがまた証明されてしまいましたね。

 

あとは睡眠です。

腸を動かしているのは自律神経という意思とは関係なく無意識に機能している神経であるため、この自律神経を整える必要性がでてきてしまいます。

睡眠をとることで自律神経の動きが落ち着くため、結果として日中働きづくしであった腸も休息を得ることができ、調子が改善していきます。


逆にこれをやってはいけない、腸内環境が悪化する悪習

腸内環境を悪化させる方法は簡単です。

まずは夜更かし

徹夜などしているようでしたら、それは最悪です。

腸は休まることなく稼働し続けであったことに加え、徹夜の場合は太陽が昇ってきたと同時に休息の機会を失ってしまいます。

また、偏食することもいけません。

 

例えばスナック菓子やジャンクフードなどの加工食品は悪玉菌が大好きな餌です。

自分の好みの味覚が悪玉菌と似ているようでしたら、徐々に別の食べ物を嗜むように味覚を変えていった方がよいでしょう。

 

あとハゲタクもやってしまったのですが、タンパク質の摂りすぎも腸内環境を悪化させてしまいます。

理屈はジャンクフードの件と同じで、過剰なタンパク質は悪玉菌の餌となってしまう可能性があるからです。

「髪の栄養源に」ということでプロテインを飲みまくっていた時期が僕はあったのですが、過剰に飲んでいて結果として腸内環境が悪くなって体調が悪化しました。

何事もほどほどにということですね!

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