どうも、ハゲタクです。
皆さんは「よく眠れて」いますか?
睡眠という行為は人間を含めた生物全般にとって非常に大事な行為になってきます。
科学者が出した統計的な結論としては、人は7~8時間睡眠するべきであるとの結果が発表されており、もしもそれ以上・それ未満であった場合は見直してみるべきでしょう。
やはり寝不足が続くとパフォーマンスがどうしても低下してしまいます。
人は上記の推奨睡眠時間を考慮すると人生の1/3を睡眠に使っているほどですから、睡眠にはこだわった方がいいですね。
以前は「早寝早起きと髪の関係」についての記事を書かせていただきましたが、今回は「睡眠はハゲ・薄毛を気にするのであれば、同じくらい気にした方がいい話」というテーマでお話をさせていただこうと思います。
元来の「ヒト」は8時間眠る生き物
その昔から「ヒト」はよく眠っていたと言われております。
人類がいわゆる「狩猟採集民」という生活スタイルを採っていたときの睡眠スタイルの場合は、これは現代の科学も推奨している8時間睡眠でした。
ただ今の科学と比べるとちょっと変わっております。
まずは最初に4時間睡眠をしてからいったん起床します。
その後1~2時間仲間との時間を過ごしてからまた4時間眠るという面白い様式で、睡眠をとっていました。
狩猟採集民たちはいつ外敵から襲われても対応できるように見張りを立てたり、焚火が絶えないように見張っていたりして、今でいう24時間体制をとって生活をしていたようです。
そんな生活を約20万年続けていたようですね。
ちなみに現代人はイギリスから始まったとされる産業革命をきっかけに概念づけられたもの、せいぜい200年間にしか過ぎない時代しか生き抜いてきていません。
単純計算すると、産業革命が起こってから今に至るまでの期間の実に1000倍を狩猟採取民として生活しており、1000倍の夜をこの4時間睡眠×1~2時間起床×4時間睡眠という寝方で過ごしてきたということになります。
つまり私たち現代人とも言えど根本的な体の仕組みは古代人のままであって、睡眠に関しても狩猟採集民と同等の方式で行うことが最も好ましいと言えるのです。
それを裏付けるための根拠として、一つの研究をご紹介いたします。
アメリカのトーマス・ヴェーア教授の研究になるのですが、被験者たちに夜間照明を使わせずに太陽光のみで1か月間生活を送ってもらったところ、自然と上記のような睡眠スタイル(4時間寝ていったん起床、しばらくしてもう4時間睡眠する)に切り替わっていったという結果が得られたのです。
もちろんこの間は電子機器などのブルーライト関係のものも一切禁止です。
どうでしょう、現代人であろうが狩猟採集民であろうが、人間は8時間睡眠をとるように自然とできているのであるということを裏付ける強力な証拠になってくると思いませんか?
ただ、ほかの研究機関による調査では、あくまで「健康面」を考慮した場合にはその限りではなく「7時間がベスト」であるという報告も上がっておりますが、いずれにせよ7~8時間を睡眠に費やすことは、生きていくうえでは非常に重要なことになるのです。
実際は「どれだけの時間眠るか」以上に「どのくらいの上質に眠れるか」の方が重要だったりするのですが、それ以前に時間の確保が取れていない人が多いので、その話はまた今度することにしましょう。
僕も睡眠時間をスマホアプリを使ってほぼ毎日(たまにアプリが停止していているときがあるので「ほぼ」です)記録するようにしているのですが、やはり睡眠時間は7時間とか8時間とかとっているんですが、目覚めが悪い朝というのは質が悪いような記録が録れているんですよね。
睡眠の質を上げるためには自律神経を副交感神経が優位な状況に持って行ってあげればいいわけなのですが、ハーブティなどが手軽に始めやすいものであるように思うため、そのうちハーブティを飲む習慣でも身に付けようかと思っています。
そもそも意図的に睡眠時間を削る必要性はない
私ハゲタクの周りにはいないので何とも言えないのですが、どうやら世の中には「寝ていない自慢」をする人も多くいるようですね。
おそらくは「昨日は3時間しか眠っていない~」なんて言って、多忙であることを間接的に自慢しているのでしょうが、そんな自慢をされても「この人の髪の毛は大丈夫なのだろうか」という感想を抱けるようになった方がいいと思います。
僕は周りでそういうことを言ってくる人がいたら、体面的にはどう反応するかはわかりませんが、少なくとも僕は頭の中では「こいつの頭皮はしっかりと髪の毛を生成することができているのだろうか~???」とか思ってしまうでしょう!
そういった価値観を持てるようになれば、自分の睡眠への向き合い方も変わっていくと思うので、結果として睡眠にこだわりを持つことができるようになってハゲ・薄毛予防になる習慣を身に付けることができるでしょう。
そもそも睡眠時間を「削る」なんていうことをしているのは現代人のみです。
その辺の犬も猫も鳥も、みんな気の済むまで眠り続けているではありませんか。
現代人に関しても生活スタイルや環境こそ変わったものの、未だに狩猟採集民と同じ体のつくりをしているわけですから、そんな生き物が体のつくりに背いた生活スタイルを行うことが如何にして体にとって毒であるかはご理解いただけるかと思います。
なので睡眠時間を「削る」なんてことはせずに、その前にそもそもそういった行為を「美しい」なんて絶対に思わずに7~8時間の睡眠をとることが最上級に素晴らしく生物として充実しているのであるという価値観をここで心に刻み込むようにしましょう。
具体的に睡眠の何がすばらしいのか
睡眠が素晴らしいということを漠然と説明させていただいたのですが、ではここで具体的に睡眠によってどういった恩恵が受けられるのかの説明をさせていただこうと思います。
まず分かりやすいものとしては「ボーッとしなくなる」ことです。
体のつくりは狩猟採集民だとしても、生きている時代は間違いなく現代なわけですから、ほとんどの人がオフィスに行って顧客や同僚・上司とやりとりをするわけです。
ここで意識が遠のいている状態であればやり取りが頓珍漢なものとなってしまい、仕事に支障が生じて結果として自分へのストレスとして帰ってきます。
ストレスがハゲの原因になることは以前説明させていただきましたが、このことはかなり重要になってくるという訳です。
そして次点では「ホルモンバランスが整う」ことがあげられます。
仮にホルモンバランスが乱れてしまうと、DHTが必要以上に生成されてしまったり(AGA)、血行不良に陥り髪に栄養が行き渡らなくなったり、成長ホルモンが分泌されにくくなったりします。
睡眠不足によるホルモンバランスの乱れと聞くと一般的には女性のお悩みに関することを思い浮かべてしまうかたも多いでしょうが、男性にもしっかりと当てはまるのでこの機会で見直してみてください。
睡眠不足を解消すればすべて解決するのか
かといって睡眠不足を解消すればハゲ・薄毛の原因となるものを全て解消できるのかと言われると、それもまた断言が難しでしょう。
例えばですが、睡眠不足の諸症状の一つに「ホルモンバランスが乱れてDHTが必要以上に生成されてしまう」というものを挙げましたが、DHTが生成されてしまう要因は何も睡眠不足だけではありません。
ストレスもそうですし栄養不足だってそれを引き起こす可能性がありますからね。
ただ「睡眠不足であったがためにストレスがたまっており、また栄養の吸収効率も落ちていた」とかだと状況は変わり、睡眠一つ変えるだけで改善はみられるようになるでしょう。
睡眠をしっかりとることで成長ホルモン等もしっかりと分泌されるようにもなるでしょうし、いいこと尽くしですね。
僕は仕事柄さまざまな会社を訪問させていただくことがあるのですが、就業時間が短くて残業がほとんどないような会社の方が、そうではない会社(拘束時間が長い会社)に比べて髪の毛がフサフサである人の割合が多いように思います。
おそらくは拘束時間が短い会社に勤めている人は、ストレスもわりとなく、早めに仕事を切り上げた分だけ睡眠に時間を使うことができるため、結果として髪の毛を保持しすることができているのだと思います。
まぁ中にはハゲている人もいたりはするのですが、前職が劣悪な環境だったとか、そういった具合でしたので、やはり会社の拘束時間が短く、その分だけ睡眠に使うことができる環境と言うのは、ハゲ・薄毛対策の観点から非常に魅力的な環境であると思います。
このように睡眠がハゲや薄毛に関与している可能性というものは低くはないので、もしも睡眠が足りていないという自覚があるような方はハゲ・薄毛と同じくらい睡眠時間も気にしてこだわりを持ってみることをオススメいたします!
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