どうも、ハゲタクです。
先日は高麗人参がハゲ予防、薄毛対策に効かないわけがないという記事を書かせていただきました。
漢方の王様である高麗人参ですから、体全体の調子を良くしてくれるついでに髪の毛の調子も良くしてくれる効果があるんですね。
そこで今回は「ほかにも髪にいいと言われている食材」には何があるのかということで、記事を書かせていただきたいと思います。
今回のテーマは「マカ」です。
マカはハゲ予防、薄毛対策に効くか?
みなさんは「マカ」というものをご存知でしょうか?
もしかしたら名前は聞いたことあるという方は多いかもしれませんね。
マカとは株のような形をしている植物です。
アンデスの高原でしか生育ができないため、生産のほとんどがペルー、ボリビア、チリの高地になります。
標高4000m以上の酸素がとても乏しく、太陽とも近いため紫外線も強く、そして赤道直下でありながら夜は零下10℃まで気温が下がるような環境は、世界広しと言えどこの地域にしかないでしょう。
他の植物が育たない不毛のこの大地で唯一栄養をたくわえながら育っていく姿は高麗人参と似ているものを感じますね。
マカはこの厳しい環境でしっかりと育つために、自身に栄養をしっかりと蓄えます。
マカが育った大地は栄養が吸い尽くされてしまうため、何年かは農業ができなくなるらしいですからね。
現地の農家ではマカを収穫させた大地は栄養が枯渇してしまうので5年ほどアルパカなどの家畜の放牧に使って休ませるそうです。
5年分の土地の栄養を吸収して育つ、それがマカなのです!
で、肝心の「ハゲに効く成分」なんですが、マカの中でも最も魅力的なものがアルギニンです。
他にもアントシアニンや、高麗人参にも入っているサポニン、そしてビタミンEなどの薄毛に効くと言われている数々の成分が入っているのですが、今回はアルギニンについて解説していこうと思います。
マカのアルギニンは、薄毛対策・ハゲ予防に効果があると言われています。
マカの目玉成分「アルギニン」とは何なのか
アルギニンとは何なのでしょうか。
最近だとスポーツドリンクや清涼飲料水などにも配合されていたりするので、目にしたことがある方も多いと思います。
僕が学生の頃に飲んでいた「モンスターエナジー」のパッケージにもアルギニンの単語の表記があったことを覚えていますね。
アルギニンは必須アミノ酸の1つで、主に成長ホルモンの分泌を促進したり、細胞修復の効果を促進するものになります。
一応人間の体内でもある程度は生成される成分になるため分類上は「非必須アミノ酸」になるわけなのですが、これが大人になり歳を重ねるにつれて分泌量が減っていってしまうため大人でも意識的に摂取することが望ましいでしょう。
髪の毛の育成に成長ホルモンや細胞修復が関わっている以上、アルギニンという成分には重要な役割が与えられているんですね。
成長ホルモンと髪の関係
成長ホルモンと髪の毛は密接に関係していると言えます。
人間の赤ちゃんも最初は弱弱しい髪の毛を持って生まれてきますが、成長ホルモンの力によってしっかりとした髪の毛になり、そして思春期に大人の体になる時期にも成長ホルモンの力によってさらにしっかりとしたゴワゴワの男らしい髪の毛になります。
男子中学生の中にはツンツンと逆立った髪の毛になってしまう人もいたでしょうが、それはこのホルモンの影響を髪の毛が多大に受けてしまっていたのです。
成人になることには成長ホルモンの分泌も落ち着いていき、だんだんと減少し始めます。
そのまま40代に入ることには10代の約半分にまで減少してしまうと言われております。
どんなに10代のころ髪の毛がツンツンゴワゴワしてしていた人でも、髪を支えるホルモンの量は半分にまで落ちてしまうんですね。
この現象は成人するころから始まるので、将来のコシの弱い髪の毛を予防する意味でも、また既にハゲてしまった頭皮に再生のきっかけを与える意味でも、若いうちからアルギニンを摂取し、減りかけている成長ホルモンに再起を促すことは非常に有効であるように思います。
細胞修復と髪の関係
言うまでもありませんが、髪の毛も細胞の集まりでできていますし、髪の毛を生成する毛母細胞も名前の通り「細胞」です。
細胞は傷ついたらある程度は自動的に修復する能力を持ってはいるのですが、その能力にも優劣があったり、歳と共に修復能力が衰えてしまったりします。
特にこの毛母細胞には細胞そのものに寿命があるといわれており、一般的には髪の毛を40~60回ほど生産するとそれ以上は正常に生産することができずに細胞としての一生を終えてしまうと言われております。
つまりどんな人でも髪の毛を生成できる回数には上限があるということなんですね。
ただ、その上限の回数を増やすこともできるわけです。
それが細胞修復という概念で、現代の研究であればアルギニンがその答えとしてふさわしいものの一つとなっている訳です。
少しでも毛母細胞に長生きをしてもらいたいと思うのであれば、やはり20代のアルギニン減少期から摂取することを習慣化していくのが賢明であると思います。
マカには他にも有効成分がある
簡単にマカに含まれているアルギニンの作用を説明させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
マカには他にも様々な細胞が「元気になれる」成分が含まれています。
今回のこの記事ではアルギニンについての説明とさせていただきましたが、またそのうち他の成分についての記事を書かせていただこうと思います。
亜鉛については過去に記事を書いたものがあるので、そちらをご確認ください。
それでは。
コメントを残す